2007年5月24日木曜日

多発性硬化症(MS)

多発性硬化症(MS)とは、脳や脊髄などの中枢神経のあちこちに病巣が現れる病気で、
身体のさまざまな部分に障害が現れ、視覚障害、運動麻痺、感覚障害などさまざまな症状があります。

最も多い症状は、突然起こるしびれや片方の目が見えなくなる、視野が狭くなる、物が二重に見えるなどがあります。
運動障害としては、手足に力が入らず動きにくい、足がつっぱって歩きにくくなるなどの状態になります。
痛みを感じる感覚も鋭くなり、焼け付くような痛みやうずき、かゆみなどを感じることもあります。

多発性硬化症(MS)は、1万人に1人くらいの病気です。
20代から30代の若い人に多く、とくに女性は男性の3倍近くの発生率となっています。


多発性硬化症(MS)